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2022.08.18

  • コラム

介護と仕事の両立を支援できる認定資格「ワークサポートケアマネージャー」創設

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高齢者人口の増加とともに、介護保険制度上の要支援・要介護認定者数は増加し、今後、団塊世代が70歳代に突入することに伴いその傾向は続くことが見込まれています。
介護は突発的に問題が発生することや、介護を行う期間・方策も多種多様であることから、仕事と介護の両立が困難となることも考えられます。
そこで、親の介護などを理由に企業を退職する「介護離職」を防止する為に介護と仕事の両立を支援できるケアマネ育成を目指し、日本介護支援専門員協会が新たに認定資格「ワークサポートケアマネージャー」を創設しました。

企業と契約し、各社員に個別プランを作成

認定者の所属する居宅介護支援事業所と企業が相談内容に応じて契約を結び、企業全体と個々の社員に対してワークサポートプランを策定します。

企業用プランでは社労士と連携し、介護休暇など取得しやすい社内体制を整備していきます。
社内セミナーを行い各種制度の認知度を向上させ活用を促したり、個別に相談する機会を設けたりすることで、介護について話しやすい環境づくりなどにも取り組みます。

社員用プランは個別の状況を「介護を始める前」「介護に直面」「緊急」の3段階に分けて慎重に分析し現状把握を行い、介護休暇の分割使用などの制度の利用で企業と社員の双方が納得のいく就労環境の実現を支援していきます。 

ケアマネの仕事の新たな選択肢

今回の研修及び修了試験で1期生41人が認定されました。
介護と労務関連法令両面の知識を待ったケアマネの提供する保険外サービスとして新たな活躍の場となるか注目されています。

資格取得に関する疑問がある方や、介護職に関する情報をお求めの方はぜひ介護カラーズにご相談ください。お悩みを解決すべく、親身になってサポートをさせていただきます。