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2022.12.02
- コラム
面接での服装や身だしなみ~女性編~
人柄重視と言われる介護業界ですが、やはり第一印象を決める身だしなみは非常に重要です。
見た目でマイナスの印象を持たれないように、面接にふさわしい服装・身だしなみを心がけましょう。
介護職の面接で、必ず気をつけるべき身だしなみのポイントはこちらです。
面接時に気を付けるポイント
ポイント① 何よりも清潔感が大切
清潔感がない身だしなみは、最もマイナスの印象を与えてしまうでしょう。やはり、ビジネススーツの着用が無難です。シワや汚れなどがないか事前に必ずチェックしてください。
- スーツや靴が汚れていませんか?
- シワやほつれはありませんか?
- サイズ感はあっていますか?
- 髪は清潔にまとまっていますか?
- 爪は伸びていませんか?
ポイント② 派手な格好を控える
TPOをわきまえた身だしなみを意識しましょう。特に介護の仕事は、介助やお世話をするために利用者の身体に触れることもあります。安全面からも過度なおしゃれや装飾は必要ありません。
- 香水の匂いがきつすぎませんか?
- ヒールの高いパンプスを履いていませんか?
- 髪の色は明るすぎませんか?
- 華美なネイルではありませんか?
- 化粧が濃すぎませんか?
- 結婚指輪以外の指輪やアクセサリーをつけていませんか?
実際にどんなスーツがいいのか
・スーツ
スーツは上下同じ色のセットアップが基本です。 ボトムはスカートでもパンツでも構いません。ワイドパンツのように極端な太さや、ゆとりのあるシルエットは避けましょう。 スカートの場合は膝が隠れるくらいの丈が好ましいです。
スーツの色は、知的で真面目な印象を与える黒やネイビー、グレーがベストです。 形については、面接の場ではベーシックなデザインが好まれるので、襟のあるテーラードジャケットを選ぶのが無難です。 サイズ感は自分の体にフィットしているものを選びましょう。
・インナー
インナーは、襟付きのブラウスやカットソーが無難です。カットソーはTシャツに見えないよう、ある程度の厚みや張りがあるものを選んでください。フリルやリボン付きのものや、胸元が開きすぎるデザインのものは控えましょう。
色は白を基本に、明るい色味のものを選ぶと表情を明るく見せられます。派手すぎないカラーであれば問題ありません。夏場であっても肌の露出は控えめなものを選びましょう。
・靴
靴はシンプルな黒のパンプスがベストです。ヒールは低すぎるものや高すぎるものは避けて、自分にあったものを選びましょう。具体的には5cm程度のものを目安に、さまざまなシーンをカバーできるミドルヒールがオススメです。3cm程度のヒールは学生向けローファーのような印象を与えかねないため、また10cm以上のヒールは華やかな場面向けの靴ですので、それぞれ避けた方が無難です。
・ストッキング
スーツでもオフィスカジュアルでもストッキングは必要です。特に面接では、肌の露出はマナー違反です。必ずストッキングを着用しましょう。厚さは20デニール前後で、カラーはベージュを中心にナチュラルなものを選びます。また、普段ストッキングを履きなれていない方に要注意なのは、ストッキングの伝線です。最近は伝線しにくいものも販売されていますが、もしもの時の予備を持っていると安心です。
・鞄
鞄はシンプルなものであれば構いませんが、できる限り黒や茶色の無地の肩掛け鞄が理想です。面接室に入る際は肩から外し、手に持って入るようにしましょう。また、寒くなったこの時期、防寒具にも気を付けなくてはいけません。コートやマフラー、手袋は建物に入る前に脱ぎ、コートは畳んで腕に掛け、マフラーや手袋は鞄にしまいましょう。
まとめ
もし自分一人でチェックするのが不安だったり、身だしなみについてわからないことがあった場合は、髪型・メイク・服装に関するアドバイスも含め、 小さいことでもぜひお気軽にご相談ください。
面接という限られた時間でアピールするためには、見た目を整えることも重要です。とはいえ、必要以上に難しく考える必要はありません。
面接での身だしなみで大事なことは、相手に不快感や不信感を与えないことです。相手に自分がどう見られているのかを意識しながら、年齢やTPOを意識して、きちんと身だしなみを整えて面接に臨みましょう。