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2023.01.18
- コラム
面接での服装や身だしなみ~男性編~
人柄重視と言われる介護業界ですが、やはり第一印象を決める身だしなみは非常に重要です。
見た目でマイナスの印象を持たれないように、面接にふさわしい服装・身だしなみを心がけましょう。
男性は女性の服装に比べて比較的自由度が低いですが、それでもしっかりとポイントをおさえることが大事です。
介護職の面接で、必ず気をつけるべき身だしなみのポイントはこちらです。
面接時に気を付けるポイント
ポイント① 何よりも清潔感が大切
清潔感がない身だしなみは、最もマイナスの印象を与えてしまうでしょう。やはり、ビジネススーツの着用が無難です。シワや汚れなどがないか事前に必ずチェックしてください。
- スーツや靴が汚れていませんか?
- シワやほつれはありませんか?
- サイズ感はあっていますか?
- 髪は短めで、清潔にまとまっていますか?
- 爪は伸びていませんか?
ポイント② TPOをわきまえた服装を
TPOをわきまえた身だしなみを意識しましょう。特に介護の仕事は、介助やお世話をするために利用者の身体に触れることもあります。安全面からも過度なおしゃれや装飾は必要ありません。
- 香水の匂いがきつすぎませんか?
- 冬でもビジネスシューズを履いていますか?
- 髪の色は明るすぎず長すぎませんか?
- 爪は清潔にしていますか?
- 鼻毛は出ていませんか?
- 結婚指輪以外の指輪やアクセサリーをつけていませんか?
実際にどんなスーツがいいのか
・スーツ
スーツはビジネススーツが基本です。スーツの色は、知的で真面目な印象を与える黒やネイビー、グレーがベストです。柄などはできるだけ少ないものを避け、シンプルなものを選びましょう。
また、昨今カジュアル化の中で勢力を伸ばしてきている「ジャケパン」ではなく、しっかりと上下同じ素材でできているスーツを選びましょう。ポケットの袋が外側についているテーラードジャケットなどは避けた方が無難です。
・インナー
インナーはワイシャツが基本です。介護職の場合、ファッション性はあまり必要がないのでインナーにカットソー等を着ることは避けてください。
色は白色で無地のものがベターです。白無地なら余計な印象を与えることもないため、好印象も獲得しやすいです。
面接で着用するワイシャツはサイズ感も重要であり、男性はジャストサイズを選びましょう。サイズがあまりにも大きすぎると、ぶかぶかでだらしない印象を与えてしまいます。反対に小さすぎるものは窮屈にみえてしまい、見た目の印象がよくありません。
ワイシャツは襟の形も重要であり、形が違うだけで与える印象も異なります。男性の場合はレギュラーカラーかワイドカラーを選びましょう。レギュラーカラーはどの業界、企業にも対応できる万能の襟型であり、着用するシーンを選ばないので一枚持っておくと良いです。
・ネクタイ
面接用のネクタイは、持っているものの中から落ち着いた色や柄のものを選びます。柄は無地だけではなく、レジメンタルや小紋柄なども、派手すぎなければOKです。派手な色・柄や大きなロゴ入りのネクタイは避けましょう。冠婚葬祭に使う無地の黒色・白色ネクタイもNGです。
・靴
靴は黒か茶色のビジネスシューズが無難です。先の尖った靴はファッション性が高く、面接には適しません。
・靴下
靴下の色は黒や紺色で、無地かワンポイントのものを選びましょう。なお、スーツに白い靴下は避けましょう。
また、靴下の丈はクルー丈(ふくらはぎまでのもの)かハイソックスが基本です。くるぶし丈のソックス(スニーカーソックス)はスニーカー向けのカジュアルな靴下なので、面接で履くのは控えましょう。ズボンの裾から地肌が見えてしまうのはNGです。
・鞄
鞄はシンプルなビジネスバッグで、できる限り黒や茶色の無地の鞄を選びましょう。
また、寒くなったこの時期、防寒具にも気を付けなくてはいけません。コートやマフラー、手袋は建物に入る前に脱ぎ、コートは畳んで腕に掛け、マフラーや手袋は鞄にしまいましょう。
まとめ
もし自分一人でチェックするのが不安だったり、身だしなみについてわからないことがあった場合は、髪型・メイク・服装に関するアドバイスも含め、 小さいことでもぜひお気軽にご相談ください。
面接という限られた時間でアピールするためには、見た目を整えることも重要です。とはいえ、必要以上に難しく考える必要はありません。
面接での身だしなみで大事なことは、相手に不快感や不信感を与えないことです。相手に自分がどう見られているのかを意識しながら、年齢やTPOを意識して、きちんと身だしなみを整えて面接に臨みましょう。