「認定介護福祉士」という認定制度をご存じですか。介護福祉士の新たなキャリアアップの仕組みとして、２０１５年に一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構によって創設されました。質の高い介護実践や他職種との連帯強化、地域における介護力向上を図ることができる中核人材育成を目的としたものです。
いままでは道内で研修を受講できませんでしたが、今年３月、道介護福祉士会が認証を受け、道内初となる養成研修がオンラインで開講されました。

研修内容は、リハ知識、心理・社会的支援などを駆使して、どのような利用者にも最善の個人ケアを提供できる実践力を養うほか、多職種の中での中核人材としてチームをまとめる役割、地域包括ケアを推進していく知識や技術の習得です。
養成研修は２年サイクルで行っていく方針で、次サイクルは今のところ２０２４年度開催分となる見通しです。

今後の介護業界の発展のためにも期待される「認定介護福祉士」。興味のある方はぜひ受講を考えてみてください。

参考：一般社団法人北海道介護福祉士会