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2023.03.01

  • コラム

認知症介護基礎研修が2024年に完全義務化!

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「認知症介護基礎研修」という言葉を聞いたことはありますか?2025年には高齢者の5人に1人が認知症患者になるという推計が出ている日本では、高齢化とともに認知症患者が著しく増加しており、2021年4月から介護報酬改定に伴い、無資格の介護職に「認知症介護基礎研修」の受講が義務化されました(2023年までは経過措置期間)。

認知症介護基礎研修とは

認知症介護基礎研修とは、認知症の人への介護に求められる基本的な理解や対応方法を習得するための研修です。認知症についての理解の下、本人主体の介護を行い、認知症の人の尊厳の保障を実現していく観点から、介護に関わる全ての者の認知症対応力の向上を目的として、介護に直接携わる職員で医療・福祉関係の資格がない者は認知症介護基礎研修の受講が義務化されました。
経過措置期間が終了する2024年4月より、無資格で介護職として入職した者に対して、事業者は入職後1年以内に認知症介護基礎研修を受講させる措置を講じることが義務付けられます。

認知症介護基礎研修の内容

研修は1日で研修を修了でき、難易度は高くありません。
北海道では、道が指定する研修実施機関による集合研修としていましたが、2022年4月1日以降、eラーニングにより実施しています。150分の講義動画を試聴し、〇✕形式の確認テストを経て修了となります。
具体的なカリキュラムは以下の4章で構成されます。

①認知症の人を取り巻く現状
②具体的なケアを提供するときの判断基準となる考え方
③認知症の人を理解するために必要な基礎的知識
④認知症ケアの基礎的技術に関する知識と実践上の留意点

おわりに

認知症介護基礎研修についておわかりいただけましたか。
研修は自治体・団体が実施するため、受講手続きや費用、スケジュールは実施主体によって異なります。受講を希望する自治体・団体の情報を確認しておきましょう。
また、介護全般の基礎知識を付けたい方には、介護職員初任者研修がおすすめです。介護職員初任者研修は認知症介護基礎研修の内容が含まれているため、介護職員初任者研修を修了することで、認知症介護基礎研修が免除されます。介護職員初任者研修は、日々の介護業務で役立つだけでなく、キャリアアップや給与に反映されるなどメリットが多い研修です。就職活動も有利になるため、介護職をご検討の方は介護職員初任者研修もご検討されてみてはいかがでしょうか。資格を取得することで専門性が身に付き、利用者様に対してより良いケアができるようになりますので、ぜひ自分が望む働き方にあった資格の取得に励んでください。
資格取得に関する疑問がある方や、介護職に関する情報をお求めの方はご遠慮なくお問い合わせください。