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2023.04.03
- 解説
職務経歴書の書き方
転職の場合、履歴書のほかに職務経歴書の提出が必要になる場合があります。職務経歴書には、それまでに勤務した施設や企業に関する、基本的な情報を記入します。介護業界といっても、施設の規模やサービス内容は多岐に渡るので、採用側は応募者がどれくらいの規模の施設で、どのような業務を担当してきたのかを知りたいのです。ですから、履歴書には記入できない具体的な経験や実績、スキルなども職務経歴書で伝えることが施設の選考にも必要ですし、応募者がアピールするチャンスでもあります。
ここでは、介護職の職務経歴書の基本的な書き方についてご紹介します。
職務経歴書の書き方
職務経歴書に記入する項目は以下の通りです。
①日付・氏名
②職歴要約
③職務経歴
④活かせる資格・経験・知識・スキル
⑤自己PR
①日付・氏名
日付は職務経歴書の提出日を記入します。日付の下にはフルネームで氏名を書きます。
②職務要約
職歴要約には、これまで経験した業務や実績(自分が何をしてきたのか・何ができるのか)を、3~5行程度でまとめます。
職務経歴でアピールする内容のダイジェスト版という感覚で書きましょう。
③職務経歴
職務経歴は、経験を古いものから順に記入します。記入する項目は、以下の6種類です。
・法人名、施設名
・事業内容(ex.特別養護老人ホーム)
・雇用形態(ex.正職員)
・施設定員(ex.〇床、〇名)
・期間 (〇年〇月〇日~〇年〇月〇日)
・業務内容(ex.食事・入浴・排泄介助等、介護業務全般)
④活かせる資格・経験・知識・スキル
業務に関連する資格を中心に記入してください。
資格は、資格ごとに「資格名+級数・スコア+取得日」の3点を、箇条書きで記載しましょう。基本的には、履歴書と職務経歴書で記入する資格は統一してください。
取得予定の資格も「○○○○年○○月取得予定」のように記載しましょう。
⑤自己PR
職務経歴書の自己PRは、③職務経歴の内容をふまえて、自分の強み・アピールポイントを8~10行ほどで記入します。
テーマ選びのポイントは、自分の経歴・スキルの中で、最も注目してもらいたいものに話題を絞ることです。履歴書の自己PRとテーマは同じで構いませんが、職務経歴書にはより深掘りした内容を書きましょう。
「1.結論→2.アピール内容を裏付けるエピソード→3.入社後の抱負」の3段構成で書くと、読みやすく伝わりやすい自己PRに仕上がります。
おわりに
いかがでしたか。履歴書と違い、職務経歴書はハードルが高いものに思われがちですが、一つ一つの項目を記載していくとさほど難しいものではありません。自分をアピールすることのできる良いツールなので、ぜひ活用してみてください。
書いているうちに少しでも疑問や不安を感じたら、1人で悩んだり放置したりせず、お気軽にご相談ください。介護カラーズでは、求人のご紹介だけではなく、エージェントによる履歴書や職務経歴書の添削や面接対策も実施しています。ぜひお気軽にご連絡ください。